まったく本題と関係ないですが、クール11の最後の授業(1410-1600)は、甲子園の秋田県予選の横手城南高校の試合(1300-)と丸かぶりでした。そして、休み時間の間に、8回裏に3-0から3-3に追いつかれて授業どころでなくなってしまいました。そりゃ、データサイエンスよりそっちのが大事だと思いますよ、ホントに。この状況で「俺の授業を聞け!野球見るな!」と言われたら、私が生徒なら信用しなくなっちゃいます。
幸運にも、9回表で4-3に勝ち越して勝ったので、授業をまとめることができました…いや、相手のエラーが原因なので、ちょっと気持ちは複雑です…が、これは勝負の世界ですから仕方ないです。
結果的に、一部の説明は後日動画配信としたおかげで、試合の応援でいなかった20人程度の生徒のフォローもできたので、本当によかったです。
作業が「難しかった」「少し難しかった」と感じた生徒が1割ほど高めで8割に達した一方、凝ったスライドを作る生徒が少し多めになりました。原因としては、授業回数を1回程度少なめで回したことと、生徒の雰囲気かな、と感じられています。そのあたりの感覚を踏まえ、クール2は少し多めに取れるので、バラツキの解消に向かいたいと考えています。
脚注
- クール1の内容は、全国の人口データと、横手の人口データをグラフで表し、気づきを書き出す内容。最後の授業では、他人のスライドに新たな視点を付け加える。詳しくは久富 望, 粂川薫樹「論証としてのデータサイエンス ―秋田県立湯沢高校における「デジタル探究」カリキュラム作成と実践―」(教育方法の探究 (26) 9-16 2023年)。